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2015.09.14

歯周病の現状

水天宮前駅徒歩1分にある横山デンタルクリニックの横山です。
当院は歯周病、インプラント、審美歯科、予防歯科に積極的に取り組んでおります。


今回は歯科疾患実態調査をもとに、歯周病の現状についてお話したいと思います。


歯やお口の健康を良好に維持するということは、単に食べ物を噛む、栄養を摂取するというだけではありません。

食事や会話を楽しむなど生涯にわたって豊かな生活を送るための基礎となります。

お口の健康状態と全身の健康状態との関係を明らかにした報告によれば、 80 歳の高齢者を対象とした調査結果から、歯の喪失が少なく、よく噛める人は生活の質 (quality of life : QOL) や日常生活活動 (activity of living : ADL) が高く、運動・視聴覚機能が優れていることがわかりました。

歯があるってことは素晴らしいことなんですね。


平成 23 年での80 歳の 1 人平均現在歯数は、13.9 本で、20 本以上の歯を持つ人の割合は38.3 %です。

平成17年の20 本以上の歯を持つ人の割合はは24.1 %だったので、かなり増加していることがわかりますね。


そしてもう一つの報告は、歯を喪失する原因です。

それは歯周病です。

歯周病の年齢階級別の有病率をみると、45 ~ 49 歳の年齢階級層で 86.7 %を示し、最も高い率となっています。

加齢とともに増加する傾向があり、特に働き盛りの年齢層 (30 ~ 64 歳) では 80 %以上を示しています。

歯が残ってきた代わりに歯周病の罹患率が上がってきたんですね。


歯周病の治療、予防ができればもっとよくなりますね。

歯周病は予防できる病気です。

日々の歯ブラシをしっかり行い、定期的にクリニックでプロフェッショナルケアを受けて、歯とお口の健康を保っていきましょう!!

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